来し方行く末

40代後半で転職、これからの人生

新年会

前の職場の仲良かった人たちと、新年会と称して一緒に食事をする機会があった。彼女たちとはいわば同志というか、職場の体制に異を唱えることのできるという面でつながることのできた仲間だった。昨年3月末に退職した私にも未だに声をかけてくれている。

施設長自ら遊び人で、体裁だけはいいように整えているが中身は利用者そっちのけの職員主体の介護、ほとんどの職員が勤務態度もいい加減で私語が絶えず、利用者に暴言を吐く。類は友を呼び、腐ったミカンのように全体を腐らせていく。まじめでやさしい人を蹴落とし、いわゆるサイコパスのような職員がのしあがっていくシステムが未だに横行している。

もう限界だったから、今の職場に出戻り転職の話があったときは、渡りに船とばかり喜んだ。今も快適な職場環境とはいえないが、でもやりがいが見いだせる、腐った気持ちにならない、普通にまじめに自分のペースで仕事ができる、という面では本当にありがたいことに恵まれているというか、自分に合っていると感じることができている。

 

とりあえず「仕事に生きる」ことにしたのだ。もうこれ以上転職するのは年齢的にもきついし、介護の仕事自体は嫌いではなかったが、いろいろな経歴の人がいたり弱肉強食の世界で面倒くさい。

この道で、とりあえず自分のできることをしていこう。

周りとも調和をとりながら、人を尊重し大切にしていこう。

それさえ忘れなければ何とかなりそうな気もしてきた。もう少しで丸1年が来るんだなあ。約1年でようやくこの結論にたどりつくことができたよ。