来し方行く末

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夏期講習へ~三女高2の夏休み~

三女の高校の個別懇談で、成績が下がってきていることを指摘されていた。高校1年の初期の模試では難関大も夢ではない偏差値だったのだが、現在は徐々に下降線をたどっている。

三女は弓道部に所属している。わが県は弓道部を置いている高校が多いらしく、三女の部活も県大会では上位にいるものの中国大会やインターハイ出場には至っていない。周りには強豪校が多く、進学校の練習時間の少なさを補うために、朝練を実施している。僻地から通う三女は朝練のために毎朝4時過ぎには起床し、5時20分には家を出て電車と自転車を利用し、1時間余りかけて通学している。ストイックな性格のため「疲れた」とか「今日は休む」ということがない。試験週間中も朝練だけはあるので参加している。

「勉強時間が足りない」「(2年になって)成績が落ちている」とは聞いていたが、文理選択で周りに優秀な子が増えたからかな?と軽く考えていた。担任教師より「学校でも居眠りしたり提出物を忘れたりすることはないのだが、疲れていることが目に見えてわかる。今志望校を下げるのはもったいないので、なんとか勉強時間と心身を休める時間を確保してあげてほしい」とのお話だった。

私なりにいろいろ考え、三女の性格も考慮し、塾を利用することにした。「部活は毎日がんばっても6日のうち一日休んで5日がんばってもたぶん実力は同じ。だったらその一日を部活を休んで勉強時間に充てよう」と提案した。三女は塾のためなら部活は休んでもいいとの結論を出し、週に2日塾へ通うことにした。理由がないのに休むのはどうも気が引けるしさぼっている感じもするのだろう。お金はかかってしまうが、三女の性格上仕方がないだろう。

塾については長女次女のときもいろいろ失敗もあり、持論としては「自分で勉強できる子は特に行く必要はない」という結論に達していたのだが、今回は三女のレスパイトのためであり、単に勉強時間の確保でもあるので「どこでもいいかなー」と思っていた。個別授業(マンツーマンとか1対2とかいろいろある)、集団授業、予備校、フランチャイズ型の有名処までいろいろ検討したのだが、都市部にあるちょっと熱めの(上を目指す子の多い、道場的な)塾を利用することにした。集団授業と個別授業(1対2)があるのだが、とりあえず個別授業をお願いする。現在ちょうど夏期講習中のため、夏期講習は集団授業を受けている。駅近のため県内の5本の指に入る進学校の子もたくさん来ているそうで、刺激にもなっているようで三女も「楽しい」と言っている。

成績については私ものほほんと考えており、もっと早く何とかするべきだった。高2とはいえ、もう受験への道のりは始まっている。とりあえず夏休みまでに気がついてよかった。担任の先生に感謝である。

この夏は本命のオープンキャンパスにも行ってみるつもりである。昨年は地元大学と関西圏の公立大学に参加したが、今回は本命なので周りの環境とかもしっかり見てきたいと思う。

三女は今3日間のボランティアに参加(これも単位に入るらしい)。将来の夢に向かって少しずつ動いている。部活動も含め、なんとかやり遂げる方向で応援していきたいものです。